@article{oai:osu.repo.nii.ac.jp:00000910, author = {藤井, 陽一朗 and フジイ, ヨウイチロウ and FUJII, Yoichiro}, issue = {2/3}, journal = {大阪産業大学経済論集}, month = {Jun}, note = {P(論文), 本論文は、これまでの参入阻止の議論の1つとして用いられてきた評判の分析に疑問を持ち、より現実の意思決定の環境を反映させる例として従来のモデルに外部的な不確実性を導入し、その影響を見ることを目的とする。この外部的な不確実性として需要の不確実性を用いる。しかし従来のモデルのままでは需要不確実性を含めたモデルを構成できないので、既存の評判の議論の本質を変えることなく産出量分析の形に修正を行う。需要の不確実性が入ることによってプレイヤーの利得表が不確実になることを示し、この不確実性に関する確率が特定の領域を満たさないときには評判の分析のよりどころであった逐次均衡が構成できないことを示す。また需要に関する付加的な情報を組み込むことで情報の偏在が起こった場合の評判の成立にも言及する。このとき付加的な情報にノイズがある場合でも情報優位にあるプレイヤーに有利に働くことを示す。}, pages = {145--172}, title = {不完備情報ゲームにおける評判と需要不確実性の考察}, volume = {15}, year = {2014} }