@article{oai:osu.repo.nii.ac.jp:00000469, author = {藤田, 眞一 and フジタ, シンイチ and FUJITA, Shinichi}, journal = {大阪産業大学人間環境論集}, month = {Mar}, note = {P(論文), 筆者らが開発した新旧2つの光化学スモッグ緊急時対策支援のための光化学オキシダント濃度の短期予測モデルを紹介した。旧モデルは,1980年代に開発したモデルであり,数量化I類により気象インデックスを予測し,予測した気象インデックスと大気汚染常時監視データを用いて,改良型GMDHにより3時間先のオキシダント濃度を時系列予測するGMDHと数量化理論の複合モデルであった。予測には,即時に予測計算ができるよう,大気汚染常時監視測定局からオンラインリアルタイムで得られる大気汚染測定データ及び気象データのみを使用した。予測モデルの評価結果として,光化学スモッグの注意報の基準である120ppb(0.12ppm)付近の高濃度域においてもよく整合していた。新モデルは,気象台からその日の朝9時に得られる高層気象データなどの広域気象データと,大気汚染常時監視測定局データにより,オキシダントの日最高濃度を予測するモデルであり,クラスタ内で構築される重回帰式の線形性に配慮してクラスタリングと重回帰式の同時決定を行うファジィモデルである。モデル化に当たっては,光化学スモッグの注意報の基準である120ppb(0.12ppm)付近の高濃度域においてもよく整合するよう重み付き重回帰モデルを採用した。予測モデルの評価結果として,光化学スモッグの発令地域全域を対象とした場合においても,光化学スモッグの注意報付近の高濃度域においても十分に整合していた。特に,新しいモデルは常時監視測定局における測定項目が少なくても近傍の測定局のデータで補完できることから,測定項目が縮小されている現状に合ったモデルであるといえる。}, pages = {177--192}, title = {光化学オキシダント短期予測モデルの開発}, volume = {9}, year = {2010} }